地勢
那覇市の西方32キロに位置し、慶良間諸島の中で一番大きな島が渡嘉敷島で南北9キロ、東西2キロ、周囲19.6キロ、面積15.8K㎡の細長い島で、ほかに前島、神山島、ナガンヌ島、黒島、儀志布島で大小十余の無人島を含めて、総面積19.18K㎡で渡嘉敷村は形成されています。
marine_liner渡嘉敷島は、中央部から北側にかけて200メートルを越す山々が連なり、その間にあるわずかな低地に渡嘉敷集落が形成されており、島の南側にかけてはだんだんと低くなっており南向きに開けたビーチの近くには阿波連集落が形成されています。
中央の低地を除けば、山の急斜面や絶壁が海に迫り、険しい海岸線の所々に砂浜が形成されリーフが広がっています。
marine_liner海から望むと山がちな渡嘉敷島は中央部に阿良利山(海抜210.5メートル)、北に赤間山(227.3メートル、国立沖縄青年の家が所在)など、山深く渓谷が多いため水量が豊かで、古くから稲作が行われてきました。
渡嘉敷島の海岸線の一部と儀志布島、離島、黒島、ハテ島、仲島、城島等の無人島が沖縄海岸国定公園区域に指定され、自然環境の保全が図られています。
人口
島の人口は約700人で、大きな異動はなく、ほぼ横這い状態が続いています。